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Kamiigusa Anzu Diary

あんず介護日記2022年03月

上井草グルップボエンデ あんず介護日記2022年03月

3月1日(火)
朝YSさんと集会室まで新聞を取りに行きました。本日の分の朝刊を手にするとYSさんが「持ちます」と持ってくださいました。近くに昨日の夕刊も置いてあり、スタッフが持っていこうとするとまた「持ちます」とおっしゃってくださっています。スタッフが「私何も持ってないけどいいのかしら。」と少しいたずらな気持ちで伝えると「そうでしたね。いいですよ。持ちますよ。」と笑顔で応えてくださっています。お言葉に甘えて新聞二つ分持っていただきました。

3月14日(月)
昼食後に皆さんと一緒に洗濯物たたみをした後、鼻歌を歌い始めたYKさんとYSさん。久しぶりに歌のDVDをつけますか?とスタッフが伺うと「それはいいね」とのことで、歌のDVDをつけています。お二人とも一緒に歌を歌いながら楽しまれていました。そこへ「なにやら聞こえてきますねー」と居室より出てきたIYさん。三人で仲良くソファに座り歌を歌いながら笑顔で過ごされていました。

3月15日(火)
本日夕食後、YSさんを居室にご案内し、いつものように就寝準備しています。その後、「私、ここで休んでいいいんですか、一緒に休みましょう」とベットを指さし笑顔で仰られています。「ありがとうございます。私のベットは用意してあるので大丈夫です」とお話しすると「寂しくなったらいつでもいらして下さいね」と優しいお言葉を頂きました。YSさんも1人で休まれるのは寂しいのだと思います。

3月20日(日)
久しぶりにお寿司をとった時の事。とろみをつけたお食事に変えてからあまりお食事のすすみが芳しくないIYさんが久しぶりに食事に前のめりになってくださいました。小皿ではなく、ご自身でお重を持ち、目をしっかり開けられ、うな重を召し上がってくださいました。お味を伺うと「おいしいですよ~」と良いお顔を見せてくださいました。

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