上井草グルップボエンデ あんず介護日記2019年10月

10月12日（土）
今日は昨年以来の大型台風が日本に来ました。あんずのお年寄りの皆さん、
朝からテレビで状況を確認されながら「怖いわね～」と心配され、そわそわされています。
午後にかけ大雨が降りだすと、YSさんとOMさんがご自宅とご家族が心配なようで「大丈夫かしら。」「こんなんじゃ帰れないわ。」としきりに仰っています。こんな時だからこそ笑顔を忘れず、住み慣れた我が家や大切な家族が心配と思う気持ちを汲み取り、安心できるような声掛けを続けていけるスタッフでありたいと思う1日となりました。

10月29日（火）
夕食後、HKさんは車椅子自走され、いつものように居室に向われます。そして口腔ケアし、就寝準備され、ベットで休まれます。「じゃ、今日もベットに横になろうかな、今日は縦でもいいんだけど」と笑いながら仰っています。自然に面白い冗談がす～っと出てくる事に思わず「すごいですね～」と言葉が出てしまいました。その後も暫く2人で大笑いしてしまいました。
今日は、HKさんから、一つ学んだような気がします。

10月31日（木）
本日、上井草グルップボエンデでは、ハロウィンのイベントがありました。外にはカボチャのお化けの飾りつけがされ、子供たちは仮装していました。あんずのお年寄りは、子供たちに配るミカンにお化けの顔を描き、準備しています。絵の得意なYKさん、HKさんの2人は「どんな顔を描いたらいいの？」「こんなのどう？」とウインクしたり、大きな口を開けたお化けの顔を描かれていました。子供たちから「トリックオアトリート！」と言われると、嬉しそうにミカンを渡されていました。朝『今日はハロウィンですよ』と伝えると、「ハロウィンて何する日だっけ？」とお年寄りの皆さんは、首を傾げられていましたが、子供たちと触れ合い笑顔で過ごされていました。