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Kamiigusa Anzu Diary
あんず介護日記2011年04月
上井草グルップボエンデ あんず介護日記2011年04月
4月7日(木)
本日も快晴。東京の桜も見頃を迎えたころです。今日はお年寄りの皆さんと善福寺公園までお花見に行ってきました。お花見の件をMOさんにお伝えしたところ、「池のあるとこやろ、毎年行ってる。」とすでに恒例行事になっているとのこと。公園には他にもお花見を楽しまれている方もおり賑わっていました。お年寄りの皆さんは、桜・・・というよりお花見ランチに夢中といったところでしょうか。来年も皆さんで行きましょうね。
4月18日(月)
今日はティータイムの前に手作りの大きな鯉のぼりを皆で作る事になりました。綺麗な赤や緑の布を小さく切って、鯉の鱗のように重ね合わせてボンドで付けていく作業を皆でやりました。「大っきいわね~!」1メートル80センチほどの鯉のぼりを見て驚かれます。「綺麗ね。私つけるの上手でしょ。」「皆でやれば早いじゃない。」などと話しながら、皆で3分の1程作成出来ました。15時を過ぎるとお茶の時間になり、「完成するのが楽しみね。」と話しながらせんべいとお茶を頂きました。
4月某日(日)
桜がテラス側の窓を華やかに彩っている午後の出来事でした。いつもは大きな声など出さないMさんが、テラスから外に向って何やらおっしゃっておられます。何が起きているのかとMさんに近づき目線の先を見ると、男の子たちが公園で石を投げて遊んでいまでいました。「コラ危ない!人にでも当たったらどうするの!まったく。」と、いつもになく憤慨しているMさんでしたが「今、私が注意しておきましたから、きっと子供たちの関心も少しはずれるでしょう。石を投げる事だけに集中していていたら大変なことになります。」と、いつもの冷静さもさらっとみせながらも、しばらく子供たちの様子を見守っておいででした。担任の先生ですら生徒を叱れなくなっている昨今、危ない事を危ないと理由もつけたうえでしっかりと声にだせるMさんをとても頼もしく、温かく感じた春の日でした。
4月27日(水)
今日は午後から風が強く、雲行きも少しづつ怪しくなったため、室内で歌を楽しみました。春の小川や、さくら、知床旅情など、春の歌を中心に。また、銀座カンカン娘や、青い山脈、高原列車など、歌詞カードがなくても次から次へと懐メロが飛び出します。「昔の歌はすぐ思い出すわ。」「歌が流行った頃を思い出すわ。」又、当時の銀座や北海道の思い出話にも花が咲き・・・「今度歌うときにはお金を取りましょう。」との結論にて、本日の歌の会はお開きとなりました。
4月29日(金)
穏やかな天候に恵まれたゴールデンウィークの初日。スタッフが通勤途中で見た混雑している道路状況をお話しすると「皆さんどちらかに行かれるのでしょうね。天気が良くてよかったですね。」とご自分のことのように喜んでおられました。「私達もどこかに行きたいわ。」と窓から見える緑を見ながら話されていました。