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Kamiigusa Anzu Diary

あんず介護日記2009年03月

上井草グルップボエンデ あんず介護日記2009年03月

3月1日(日)
 今日は、KHさんの93歳の お誕生日でした。93歳のお祝いにほしいものがあるか伺うと彼氏がほしいと笑って話されていました。いつも楽しい冗談を言い、周りを明るくして下さる方です。「こんなにたくさんの人からお祝いしていただき、私もとまどってます。」と、一礼をされ皆さんにごあいさつされました。、これからも お元気で過ごされる事をお祈りしました。

3月8日(日)
 今日は、練馬文化センターへ「笛の音楽会」を聞きに、MTさんSHさん、今日はあかねのTさんもお誘いしお出かけです。車でのちょっとしたドライブ。千川通りの桜並木には、狂い咲きでしょうか、一本の桜の木が八部咲きぐらいまで、咲いていました。「あら、きれいね。」とTさん。「きっと、今年は暖かかったから桜も春だと勘違いしたんでしょうね。」とスタッフが言うと、「そうですね。暖かいですものね。」とMTさん。 さて、練馬文化センターへ到着。演奏が始まるとみなさん嬉しそうに見ていらっしゃいました。第一部は綺麗なドレスやタキシードを着た四部演奏でした。様々な種類のリコーダーやフルートの音色を聞いてみなさん感心するばかりです。第二部は、小学生から中高年の方が一緒に楽団をつくり、クラシックからアニメーションの主題歌までを演奏されました。最後は、会場の人たちにもリコーダーが配られ、ステージと会場が一体となって、ベートーベンの第九を合奏しました。リコーダーは、もらいませんでしたが、楽譜をみながら、「ララララ・・・」と一緒に口づさみました。 帰りの車の中で、「いいものをみたよ~。よかったよ~。」とSさん。会場では、黙ってご覧になっていましたが、ご満悦のようでよかったです。ボエンデに戻ってきてから、三人で一緒にコーヒーをのみながら、にこやかに話されていました。 普段は、冗談を言われ、スタッフを笑わせて下さる面もあり、明るいKさんだけに、涙をためて皆さんにお礼を言われている姿はとても胸があたたかくなる場面でした。

3月某日
買い物に出かけたSさんとスタッフ。桃の花が見事に咲いていました。「綺麗だね。本当綺麗だから見てご覧。」と二人で足を止め少しの間鑑賞しました。そういえばもうすぐ桜が咲くとの事、去年はSさんが作ってくれた卵焼きを持ちお花見に出かけたのを思い出しました。あれから早いもので1年が経ちます。今年も、Sさんの作った卵焼きを持って皆で花見を楽しみたいですね。

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