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Kamiigusa Anzu Diary

あんず介護日記2008年02月

上井草グルップボエンデ あんず介護日記2008年02月

2月3日(日)
「鬼は外、福は内」今年も節分の日がやってきました。今年で4回目の豆まきです。最初の年は少しぎこちなかった節分の過ごし方も、年を重ねる事に我が家の豆まきと感じていただけるようになってきたのかと思います。どうか、福の神に微笑んで頂けますように。

2月10日(日)
今日から、あんずに新しく男性の方が入居されました。周りは女性ばかりで、最初は少しお客様のようなぎこちなさがありましたが、とても社交的なMOさん。話に花が咲いて、あっという間に皆さんの輪の中心にいました。自己紹介をかねて、若かりし頃のお写真を見せてくださいました。今も面影が残る、とてもお若いハンサムなそのお姿に、皆さんびっくりして、楽しいトークとともに早くも皆さんのハートをがっちりとつかんでしまいそうな予感です。後日、壊れた急須の取っ手を直してくださいました。やはり、男性の方は頼りになりますね、と感謝と絶賛を浴びてひときわ輝いておられました。

2月19日(火) 
昼食後皆さん勢ぞろいでリビングでテレビを御覧になっていました。ソファーに腰掛けている方の隣に一列で椅子を並べ真剣な表情でテレビに夢中になっているその光景はとてもほのぼのした雰囲気で微笑ましい一場面でした。

2月23日(土)
お天気も良く過ごしやすい一日と思っていたら、午後から強風が吹き荒れ、外の木々が大きく揺れ始めた為スタッフだけでお買い物へ・・・。「僕も行くよ、私も行くよ」とSさん、Mさん。「食べたいものは特にないけれど気をつけて行ってきてね」とやさしくお声をかけてくださいました。

2月25日
二人のお年寄りとの買い物帰りのこと、切通し公園を歩いていると若い男女が仲良く話していました。それを見たKさん「若いっていいわね。わたしは女学校だったから、男の子の友達いなかったわ。私もデートしてみたいわ。」それを聞いたMさん「まだ出来るわよ。」Kさんは大笑いしながら、「もうこんなおばあさんじゃだめよ。でもいいわね。」うらやんでおられました。

2月28日
隣の公園で、たくさんの小さな子供たちが遊んでいるのが窓から見えました。皆さん、まるでご自分たちが遊んでいるときのようにニコニコされて、嬉しそうに眺めていらっしゃいました。石を投げ合っている子供へ、ついついMIさん、「危ないわよー石投げちゃだめ~!」と皆を代表して必死に叫んでいらっしゃいました。

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