上井草グルップボエンデ あかね介護日記2021年05月

5月15日(日)
午後ソワソワと気持ちが落ち着かない様子のS.Mさん。一緒にアクセサリー作りにお誘いすると「やる!!」と仰られ、I.Jさんとレジンでアクセサリー作りをしました。好きな色をお聞きするとS.Mさんはすぐに「ピンクがいい。」と仰られ、I.Jさんも「いいわね。」と仰り二人ともピンク色でアクセサリーを作っていました。好きな色のラメを入れられたりと楽しまれ、出来たのをどこに付けたいかお聞きすると「首に付けたい。」と話され、ネックレスにされ、とても喜ばれていました。

5月17日(月)
午後あかねユニットは、たくさんの畳まなければいけない洗濯物であふれかえっていました。「こんなにたくさんあるのね、驚いちゃうわ。」とＩＪさんが一言。その後Ｎ．Ｒさんと黙々と洗濯物を畳んでいると、その様子を離れた所から見ていたF.ｋさんが「私もそっちへ行きますよ。大変じゃないの。」と声をかけて下さり丁寧にランチョンマットを畳んで下さいました。そこにたまたまリビングの様子を見に来られたＳ.Ｔさんが「あたしもやってやるよ!」と加勢してくださり、あっという間にたくさんあった洗濯物が片付きました。
終わった後も皆さんで「もう手伝う事ない?」「なんだってできるよ!」等と和気あいあいと話されており場が和みました。

5月21日(金)　
夕飯に出前を取ることになりSMさんは「エビフライ！」と仰られ、メニューを見られていたISさんやTSさんは「これなんかいいじゃない？」とオムライスを選ばれていました。
エビフライの入っているオムライス弁当を出前をして夕食の用意をしていると「なんだかご馳走みたいね」「美味しそうだよ」とIJさんやNRさんも来られ、皆さん笑顔で食卓を眺められていました。いつも以上に食の進みも良く、他のお年寄りの皆さんも「美味しいね」「嬉しいよ」とたくさん召し上がられていました。外食が難しい世の中ですが、お年寄りの皆さんと食事の時間を大切にしながら、これからも一緒に美味しいご飯を目でも味でも楽しめたらいいなあと思いました。