上井草グルップボエンデ あかね介護日記2020年10月

10月16日（金）
今週、八百屋さんで頼んだ栗を皆さんと眺めては「どうする？」「大変よね。」と話しをしながらずるずると先延ばしにしていましたが今日はスタッフも気合を入れ皮むきをすることに決めました。スタッフがまずはお尻の部分を切り落とし…それだけで結構疲れてしまっていましたが鬼皮向きはSMさん、YSさん、HYさんとスタッフでどうにか終わりました。残る渋皮をYSさん、スタッフ2人の3人で頑張っている所へ居室からKMさんが出てこらえたのでやってもらうことに。「失敗した！」と仰っていたのでどうしたのかと聞くと「部屋で寝ていればよかった。」との返事がありましたが最後まで丁寧にやって下さいました。その後、甘く煮ておやつの時に皆さんで食べました。秋を感じる1日でした。

10月17日（土）
おやつの時間に皆さん集まられると、童謡の楽譜を見られ「これはどんな歌だっけ？」「これは知っている。」とS.Tさん、H.Yさんが先に歌い始めると、S.MさんやF.Kさん、T.Sさんも一緒に口ずさんで歌っていました。フロアに出て来られたK.Mさんも皆さんの歌を聞いてニコニコとされ「これは知ってたわ。」「知らないわね。」と話されていました。

10月25日（日）
今日はS.Tさんの99歳のお誕生日です。昼食には大好物のお寿司を出前し「おいしいね！」「いくらでも食べられちゃう」と笑顔でほおばられています。おやつの時間にはバースデーケーキと大好きなピンク色の花束で、他のお年寄りの皆さんとお祝いをしました。H.YさんとK.Mさんはハッピ－バースデーの歌をプレゼントされ、S.Mさんは「何歳になったの？」「そりゃすごいね！おめでとう」と声をかけられていました。皆さんからお祝いをしていただいたS.Tさんは「皆さん、ありがとうございます」「これからも仲良く暮らしていきましょうね」とご挨拶をされ、バースデーケーキを「うーん、これはとっても美味しいね」「嬉しいわね」と笑顔で召し上がられていました。