上井草グルップボエンデ あかね介護日記2019年09月

9月15日（日）
今日は、FKさんの92歳のお誕生日です。前から希望していた和食を食べにＦＫさんと2人で近くのレストランへ行きました。ＦＫさんはお好きな天ぷらとお刺身のセットを選ばれていました。お年寄りとの外出で、食事を待つ間の時間や行きかえりの道中、食事を楽しみながらのお年寄りとの一対一でゆっくりと話す時間がとても勉強になります。その人がどのような人生を歩んで、どのように余生を生きたいか。私たちにできる事を常に模索しながら一日一日の中での楽しみがもっと増えるように、お手伝いしていきたいです。
そして、一人一人とじっくり関わってくことをこれからも大切にしていきたいです。

9月16日(月)　
9月16日敬老の日でした。この日あかねユニットではお昼にお寿司の出前を取り皆さんといただきました。お寿司が目の前に運ばれると皆さん声を弾ませ「嬉しい！今日は何の日！？」「すごく久々に食べるから嬉しい！」と仰られていました。
そんな皆さんの笑顔を見て喜ばしいと思うと同時にこれからも笑顔の絶えない素敵なお年寄の皆さんでいてほしいと切実に思いました。

9月22日(日)　
夕方、ＹＮさんがダイニングテーブルに座ってサラダの盛り付けをしてくれています。ＹＮさんは今月、足の手術とリハビリを終えてボエンデに戻られました。認知症が深くなり、落ち着かない事が多くなっていますが、食べる事を楽しむことが出来、盛り付けをお願いすると快く応じてくださり、集中して穏やかに過ごすことが出来ます。新聞や雑誌をゆっくりと見る事も楽しめます。笑顔で心穏やかに過ごせる時間が少しでも多くあることを願いながら、丁寧に盛り付けをしておられるＹＮさんの様子を見ていました。