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Kamiigusa Akane Diary

あかね介護日記2018年03月

上井草グルップボエンデ あかね介護日記2018年03月

3月21日(水)
朝からみぞれが降っており、昼頃には雪に。窓から見える景色はあっという間に真っ白になり、Y.Nさんは「雪すごいわね!」「どおりで寒いわけよ」と他のお年寄りと笑顔でお話しされていました。

3月22日(木)
朝S.Tさんが「何かする事ない?」と出て来られ、朝食の盛り付けの手伝いを頼むと鼻歌を唄いながら手を洗いに行かれていました。そのあとすぐK.Yさんが出て来られ「私お腹空いちゃった。手伝うわ。」と仰られ、2人で「これはここね。」「こっちの方がいいわよ。」と言い合いながら綺麗に盛り付けて下さっていました。

3月24日(土)
夜中の雨が嘘のように晴れた朝、いつものようにHSさんのお部屋に朝ごはんのお声掛けに行きました。トントンとノックすると、「はーい。」とお返事。そっとドアを開けると、窓のカーテンをいっぱいに開けて、お気に入りの椅子に座って、外の景色を見ておられます。「この部屋は本当にいいわ!朝日がこれからゆっくりと昇ってくるのが見えるのよ。すばらしくきれいよ!」と満面の笑みです。そういえば、HMさんの前にこの部屋におられたHYさんも「この部屋は、明るくて朝日が入って、いい部屋なのよ。」と笑顔で話されていた事を懐かしく思い出しました。90歳を超えてもなお、朝日の昇る素晴らしさに感動していらっしゃるお年寄りの皆さんこそ素晴らしいと思います。そして自分も朝日や自然の美しさにいつまでも感動できる人間でありたいなぁと思いました。

3月30日(金)
今日は春日和でしたがちょっぴり北風も吹いておられる中、近隣の公園でお花見をしました。残念なことに少し葉桜になってしまっていましたが、それでもまだまだ綺麗な桜が咲いており、お年寄りの皆さんは「綺麗ね~」と桜に感心されてばかりでした。桜の木の下で豪華なお弁当を召し上がられながらも「こんな近くで桜を見たことない」「ほんっとうに綺麗です」と何度も上を見上げておりました。風がなければもう少しのんびりと過ごせたかと思いますが、桜が散ってしまう前に皆さんとお花見が出来て良かったです。

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