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Iogi Diary

井荻介護日記2021年02月

グルップボエンデ井荻 井荻介護日記2021年02月

2月2日(火)
本日は節分です。お昼ご飯に恵方巻をペロリと平らげた皆さん。お腹がいっぱいになったところで、午後は豆を握り締め鬼退治をしていただきました。今年の鬼は女性スタッフ二人。皆さん笑顔で「鬼は外―!」と豆を投げています。その後は鬼の面を手に取り「良く出来てるわねえ」とまじまじ見つめたり、頭や顔にかぶって「どうでしょう?」と笑顔でピースしてくださったりと、活き活きしたお顔を写真に残すことができました。今年の厄を無事追い払い、来年の今日も元気でいられるように頑張りましょうねとお話しをして、124年ぶりの2月2日の節分を楽しまれていました。

2月4日(木)
2日は節分でした。皆さんと一緒に鬼を追い払い「一緒にコロナも出ていけ」と豆をまき、何だか春を迎えた気分になりました。そして2日後の今日、観測開始以降、最も早い春一番が観測されました。午後散歩に出かけたTAさんに「南からの風で少し弱いけどやっぱり春一番ですよね、やっと春の兆しを感じますね」と話しかけると「私は北海道の出身だから寒い冬のほうがいいわ」と答えられ「でも日向は気持ちいいわ」と、冬から春に移り変わっていく季節を感じながらの散歩を、とても楽しまれていました。

2月11日(木)
今日は3月の節句に備え「お雛様」を出しました。出している様子をじっと見ておられ目を細めて笑顔が見られています。ケースに入ったお雛様をご覧になったSYさんとNKさんが「丁度良い大きさでケースに入っているから一年中出していても良いんじゃない・」と。「家で飾っていた時は一部屋に段飾りを出すのも片付けるのも大変だったけど」と懐かしそうに話が弾んでいました。
綺麗に飾られたお雛様と一緒にお写真を撮るとSYさんが「これでも昔は女の子だったのよ」隣に座っていたNKさんも「本当にそうだわ」と言い笑っていました。
それを聞いていたスタッフが「私は家で夫から充分女の古だ」と言われていますよ、と
言うと「嫌だあー、だけど、そうね」とまたまた笑いが止まらず楽しい雛飾りとなった様です。子育ての頃を思い出すのはとても表情を明るくするのだと改めて感じまた来年も元気に出せることを願いました。

2月9日(火)
今日も良く晴れており、午前中ティータイム前にTAさんと散歩に出かけました。先日散歩に出かけた時にはつぼみだった白梅が、はじけたように花開いていました。丸いつぼみとはじけ咲いた花を見て、「あら~可愛いわね」と笑顔を見せてくださっています。
遊歩道をいくと、木蓮の産毛の生えたつぼみも膨らみ始めていました。「咲くのも、もう少しだね」と遊歩道のあちらこちらで春を感じることができました。
ところが帰り道に北に向かって歩くと、冷たい風が吹いてきます。「まだまだ寒いねぇ」とマフラーを巻きなおして帰宅しました。春はまだ少し遠いようです。

2月20日(土)
今日は空を見上げると雲一つない青空が広がっていました。午前中SYさんとお散歩に
出かけました。行く途中に桜の木が5本程連なっている公園があります。
車椅子に座っているSYさんが見上げて、「これだけの大木、こんなに根元がどっしりとしていて、相当な年数が経っているんでしょうねー。」としみじみと頷かれていました。
その後に、「桜の花が咲いたら見事でしょうねー。また見に来るのが楽しみだわ。」と、話してくれました。今咲いている梅の花も白、ピンク、赤色とそれぞれに良さがありますね。これからだんだんと暖かくなって、いろんな花々が咲き始め、見る人達の目を楽しませてくれますね。

2月27日(土)
PMティータイム時テレビ前のソファーに座られているDSさん、DFさんにお茶菓子に何を出したらいいかお菓子を二つお見せし伺うと「左のがええ」とDSさんは即答されそれにDFさんの同調されその後ティータイム時までお二人でお茶の話題について話されていました。ティータイム時にお茶と選んでいただいたお菓子をお出しすると「楽しみにしとったんよ。ねー」とお二人で笑顔で話されていました。

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