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Iogi Diary

井荻介護日記2019年12月

グルップボエンデ井荻 井荻介護日記2019年12月

12月3日(火)
今日は朝から真っ青な空で屋上へ洗濯物を干しに行かれたSKさんは「富士山
がとても綺麗でした」と笑顔で教えて下さっています。
午前はクリスマスツリーを出して皆さんと飾りつけを行いました。
1つ1つ飾る度に「此処に飾ると良い、此処にも有ると良い」等、バランスを見ながら
各々飾り、終わるとちょっと離れて見て「良いですねえ、綺麗だわ」と。又DFさん、
SKさんからは「ツリーも飾ったからあとは、サンタさんが来るだけですね」と本音がポロリ。「小さい頃は良い子にしてないとサンタは来ないぞ」と良く言われたと話し
クリスマスの思い出話で盛り上がっていました。

12月12日(木)
午後にSKさんとTTさん、スタッフ2人で喫茶店へ行きました。風が強くはありましたが良いお天気で、SKさんは大きな葉っぱを拾って「持って帰ります」とずっと持ち歩いていました。みかんの木があるお家や落ち葉などを見ながらお二人とも外の空気や季節の雰囲気を感じている様子でした。喫茶店では名物のスフレパンケーキを注文し、コーヒーや紅茶を飲みながらのんびりお話タイム。最近は喫茶店で勉強する人が多いそうですよとスタッフの言葉に「若いころはよく勉強したよ。でも喫茶店はうるさいと思う。」とTTさん。TTさんは何処でお勉強したんですか?と伺うと「布団の中でやるんだよ」とにやりと笑って答えてくださいました。

12月21日(土)
今年も残すところ10日となりました。午前中、DSさんと買い物に出かけました。
スーパーの中で、2歳位の女の子が小さい籠を持って、お父さんと歩いていました。
DSさんが笑って手を振っていると、女の子は恥ずかしいみたいでお父さんの後ろの方に、隠れてしまいました。DSさんが女の子のお父さんに、「可愛いですね」と、声を掛けると、お父さんも「ありがとうございます」と、笑顔で応えていました。
帰りながら、DSさんの故郷のお話も聞かせてもらえました。 買い物やお散歩等、外出する機会に、こうして入居者の方々のそれぞれの思い出話を、ゆっくりと聞かせてもらえる貴重なひとときだと改めて感じました。

12月25日(水)
PMのティータイム時クリスマスという事でクリスマスケーキをお出しすると皆様「立派だね」、「サンタさんがいるわ」等ケーキについて皆さんで話されワクワクとされていました。ケーキを召し上がられながら「クリスマスが来るともう今年も少ないんだなと感じますね」としみじみとされている様子で話されていました。その後クリスマスは卵も鶏も食べるから鶏からしたらたまったものでは無いですねとスタッフが話すと皆さ納得された様子で「確かにそうね」と苦笑いされていました。

12月30日(月)
本日の午前のティータイムではボランティアの方がピアノを弾いてくださる今年最後の歌会がありました。皆さんいつもより大きな声で冬の歌などを歌っていました。最後にはSYさんが「来年もよろしくお願いします。」とボランティアの方にご挨拶され、男性のTTさんもスタッフが入浴のお誘いをすると「あの方がお帰りになってから」とお話になっています。お二人の礼節を大切にされる様子に勉強させていただいた時間でした。

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