- ホーム
- 介護日記
- 上井草グルップボエンデ
- あさぎ
- 2021年
- 08月
Kamiigusa Asagi Diary
あさぎ介護日記2021年08月
上井草グルップボエンデ あさぎ介護日記2021年08月
8月某日
朝食後、外の景色を見ながらスタッフに「今日は何日?」と聞いてこられたSMさん。数日天気が悪く外に出られなかったので、気分転換にお散歩しますか?とお聞きすると「そうだね、朝散歩しましょう!」と元気よくスタッフと一緒に近所の公園を歩きました。「栗のイガがあるぞ」「百日紅の花がきれいだね」と公園内の草木を見ながら15分程歩かれ、「朝一番に散歩なんていいねぇ」と喜ばれていました。
8月22日(日)
朝食は夜勤のスタッフが作るのですがいつものように作り用意してお年寄りが起きるの待っていました。S.Mさんがいつもの時間に起きて朝食をご覧になられると「朝からご馳走だね。」と召し上がられ、朝食後「いやー。美味しかった。母親を思い出したよ。」と思いがけないお言葉を頂きいつものように作った1食で、亡くなられたお母様を思い出された事に食事の重みを痛感した出来事となりまた思いを込め作ろうと思いました。
8月24日
お手洗いに行った後必ず整容をするMさん。コロナ禍で髪の毛が伸びてしまいヘアピンやゴムで結ぶ髪型ですが今回はうまくまとまらない様子でした。
スタッフが髪を結んで差し上げると「あら私べっぴんさんになったわ」と笑顔で話されています。早くヘアカットができればいいなとも思いましたがMさんが喜んでいただけたなら髪が伸びても素敵だなと感じました。
8月26日
この日は夕食後に皆さんで手持ち花火をしました。夕食中から「今日は花火やるんだってよ」とお話され、楽しみにされていました。蚊取り線香を焚いて、テラスのベンチに腰掛けて花火に火をつけると、パチパチと明るい火が付き「わあ綺麗ね!」と喜ばれています。少し蒸し暑い夜でしたが、夏の思い出になりました。