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Kamiigusa Asagi Diary

あさぎ介護日記2012年09月

上井草グルップボエンデ あさぎ介護日記2012年09月

9月1日(土)
今日は、近所の小学校でお祭りがあり、O.Yさん、Y.Sさん、O.Kさん、H.Kさんと行きました。グラウンドの中心にはやぐらが立っており盆踊りをしていました。O.Yさん、H.Kさんを踊りに誘うと「いいわよ。」と照れていましたが踊ってみるとお二人とも上手に踊られていました。子供達がたくさんいてお年寄りたちもかわいい浴衣を着ている女の子を見ると「かわいいわね~。」と言われていました。帰り際に皆さんに感想を聞くと「とっても楽しかった。」「来て良かったです。」とお祭りを満喫してボエンデに帰って来ました。

9月6日(木)
新宿京王百貨店の『大北海道展』という物産展にOさんと出かけました。バスと電車を乗り継いで、新宿に行きました。車内では、「大学時代に新宿はしょっちゅう来ていた。」と得意そうに話していました。物産展の会場では、ソフトクリームを頬張り、「すごく美味しい!」と感動していました。お土産選びも「全部欲しいね~。」楽しそうでした。8階のレストラン街でお昼ご飯を食べました。「お寿司もいいし、天ぷらも美味しいよね~。」となかなか決まりませんでしたが、『天ぷら つな八』という看板に見覚えがあったようで、今日は天ぷらになりました。帰り道、「腰が痛くなっちゃった。」と言いつつも皆さんへのお土産の林檎ケーキを大事そうに抱えて戻ってきました。

9月8日(土)
今日は、I.FさんY.SさんH.Kさんと「ちひろ美術館・東京」に行きました。ちひろさんの絵を見て「あたたかさを感じるね。」「人のやさしさが伝わってくるね。」「一つ一つの絵に教えがしっかりあるわね。家族を大切にすること、困っている人がいたら手をさしのべること、素敵な絵ばっかりね。」と芸術の秋を満喫されていました。ちひろ美術館のカフェでは信州のジュースを飲んで「ん~甘くっておいしいね。なんだか気持ちがすーっとしたよ。」と信州の味を楽しまれていました。あさぎに帰ってきてからも「素敵な絵だったね。また行こうね。」と素敵な一日になりました。

9月11日(火)
今日のお昼は牛肉のすき焼き風煮がメインでした。
買物から帰って来て荷物を出しているとお肉が入っているのを見てHさんが「お肉を炒める時は言ってね。」とはりきって言ってくださいました。
いざ、お肉を炒める時が近づいてきたのでHさんへ声をかけるとエプロンをきゅっと締め直してコンロの前に立ちお肉を吟味されると「今日は牛肉?」と嬉しそうに聞かれたのでうなずくとにっこり笑顔。「豚肉さんには悪いけどやっぱり豚より牛だね。」と一言。
豚肉もおいしいけど、やっぱり牛肉は格別で炒めている途中でも「いい匂いだね。」食べていても「噛んでいると味が染み出て来るね。」と嬉しそうでした。他の皆さんも「おいしいね。」と笑顔でした。

9月15日(土)
今日は、Kさんと神代植物公園へ行きました。花の写真を撮るのが大好きなKさん、季節の花にとても詳しくて神代植物公園へも何度も来たことがあるとの事。
「今の時期はあんまり咲いてないかな。」と心配気味に話していると、目の前に色とりどりの花が!ダリアの花壇は今が見ごろで赤や黄色、紫の大小様々な大きさの花が太陽の光を浴びて元気に咲いていました。「おーきれいだ。」と夢中で写真を撮りました。
公園の奥まで行くと、Kさん行きつけのお蕎麦屋さんがあります。「いらっしゃいませ、あら久しぶりですね。」と、とてもフレンドリーな仲居さんたちと暫しお話して、手打ちのお蕎麦をお腹一杯頂きました。
そこから深大寺の参道をゆっくり歩きました。途中かき氷を食べて、「これ食べるの何十年ぶりかな。」と二人で頭が痛くなるくらい冷たい氷を楽しみました。

9月19日(水)
 今日は午前中、雨が降り外出はできませんでした。お昼前より雨が止みお年寄り5名とスタッフ3名で木曽路に昼食を外食する事にしました。OKさんは出発前には気分が乗らない様子でしたが、「旨い物食べたい!」と喜んで出掛けられました。昼食が運ばれてくるとすぐにお刺身、天ぷら、牛肉のしぐれ煮とお箸をつけてパクパクとめしあがられました。「旨かった。」と満足げな表情でデザートの抹茶アイスも残さずに召し上がり、あさぎにもどられました。
 
9月30日 (土)
 近所の井草八幡宮のお祭りにOYさん、IHさんと3人ででかけました。まずは神酒所にご挨拶、町内会の方が神酒所の前に置いてある神輿の太鼓を叩いて行っていいよと声をかけてくださいました。「よろしいんですか?」とOYさん、バチを手にして足をちょっとひらいて構えて「ドーン!」とひとたたき、「おぉー!」と想像以上に大きい音にびっくり。次の瞬間、周りにいた方たちから大きな拍手が。OYさん、それを聞いて「それじゃあ、もう1回」とさらに力をこめた一打。大きな音が通りに響き渡りました。隣で少し遠慮がちに立っていたIHさんに「めったに無い機会ですから、叩きませんか?」と声をかけると、「よーっ!」とよく通る一声に続いて力強い一打。思いがけない体験に興奮しながら、縁日に向いました。

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